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体験談 「30年来の耳鳴りが焼き梅干しで改善」

頭痛や腰痛を緩和!かすみ目も改善!

梅には、さまざまな薬効があります。ここでは、その薬効をより効果的に得られる「焼き梅干し」についてです。

もともと薬としての梅は、中国から日本に渡ってきました。最初に渡来したとされるのが、しようやく漢方の生薬(漢方薬の材料となうばいる草根木皮) で、烏梅(うばい)と呼ばれるものでした。
この烏梅(うばい)は、飛鳥時代に中国に渡った小野妹子が、日本に持ち帰ったともいわれています。烏梅(うばい)は、未熟の梅の実を真っ黒にいぶしたもので、烏のように黒いいところから、その名がついています。

この烏梅(うばい)には、痛みを和らげる、セキを鎮める、吐き気を取り去る、また胃腸を丈夫にするなどの作用があるといわれています。

さて、焼き梅干しですが、これは自宅でも作れる簡易版の烏梅(うばい)といっていいでしょう。烏梅は、いぶされることで梅の薬効が凝縮されています。烏梅(うばい)と同様に、焼き梅干しも、加熱して作られます。すると、梅干しに含まれているクエン酸と糖が結合し、「ムメフラール」という化合物が作ります。

このムメフラールは、血液の流れをよくするえに、梅干しのさまざまな薬効を増強してくれます。その1つとして挙げられるのが、優れた鎮痛作用です。

頭痛、腰痛、ひざ痛など、いろいろな痛みを和らげます。さらに焼き梅干しには、クエン酸などの有機酸が豊富に含まれており、これらの働きで新陳代謝が活発になります。

そのため、疲労回復効果や体力増強効果も得られます。そして、クエン酸によって体内のエネルギー代謝がよくなり、ダイエット効果も得られるのです。

なお、東漣什医学では、クエン酸などの酸味は、腎臓、肝臓などの働きを整えるとされるので、二日酔いや夏パテにも有効です。また、体が冷えると、体内の水分代謝が悪くなり「水太り」の状態になります。

東洋医学では、これを「水毒」と呼びますが、この水毒から、めまい、耳ふてい鳴り、かすみ目といった不定し愁訴が生じるとされています。現代医学的には「むくみ」と言われています。

その点、焼き梅干しは、体を温めて水分の排出を促し、水毒を解消するため、不定愁訴の改善にも効果的です。

私は、は、30年前からひどい耳鳴りに悩まされるようになりました。耳鳴りを治す薬はないというので、民間療法をいろいろと試してみたなかで、焼き梅干しが効果大でした。

毎日焼き梅干しを1個、湯飲みに入れ、そこにお湯を注ぎよく潰してから飲みました。すると、いつの問にか耳鳴りの音が小さくなり、今まで聴こえづらかった電話の声が、よく聴こえるようになりました。焼き梅干しの効果は、一度焼けば冷めても変わりません。まとめて作って冷暗所に保存し、日ごろから食べるようにしています。

焼き梅干しの作り方


  • 梅干しが焦げつくのを防やために、アルミホイルを2枚、軽く手で丸めて全体にシワをつける。広げて2枚重ねにし、梅干しをのせる。
  • オーブントースターにいれ15分ほど焼きます。フライパンや網の上で焦げないように焼く方法でもOK。
  • 梅干しを、シワの入ったアルミホイル2 枚で包み、口をしっかり閉じる。
  • 中までホカホカになったら出来上がり。黒焦げにしないこと。保存容器に入れて、冷暗所で保存する。


そのほかの梅の効果はこちら。


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